8月を過ごすにあたり・・・

8月と言えば、盛夏、高校野球、スイカ、夏休み、台風…と色々なイメージが涌きますが
忘れてはならないのが、広島・長崎に原子爆弾が投下された事実、太平洋戦争が終結した
終戦記念日だと思います。

自分は、北海道の高校に行くまで広島で、生まれ、育ちましたので、8/6は特別な日で
ありました。小学・中学と8/6は必ず全校登校日で「平和学習」の時間を過ごしました。

今から、61年前、B29「エノラゲイ号」から投下された原子爆弾リトルボーイ」により
年齢・性別・国籍など関係なく無差別に攻撃を受けた事は、歴史上の事実です。
これにより多くの方が亡くなられ、今も後遺症に悩まれる方、2次被爆者も含めれば、
相当の方が、今でも大変な目に遭われています。
こんな悲惨な戦争があった歴史上の事実がありながら、イラク戦争では劣化ウラン弾
使用し、最近、近隣国では核弾頭搭載可能なミサイルの発射実験を行いました。
これは、歴史上の反省が無いからこんなことをしてしまうのでは無いでしょうか?

アジア各国を植民地支配使用としたこと、真珠湾攻撃を仕掛けた事、大東亜共栄圏構想に
突っ走った事、さらには、朝鮮戦争ベトナム戦争や各地の内戦、世界的なテロ。全て
歴史上の事実です。
人間全ての過ちが許されるわけではありません。
しかし、事件の裁判などでもそうですが、更正のチャンスを与える場合もあるわけです。

アジア各国からの戦争責任の取り方についてや新たな戦争の火種も多数起きています。

戦争でいい思いをする人はいないと思います。勲章をもらって喜ぶ人もいるかも知れません。
でも、勲章をもらうために犠牲になったなった方とはどこかでつながっています。
当然、犠牲になった方の家族や親戚、友達は悲しみの途方にくれます。
その事を考えたら、戦争など出来ないはずです。でも戦争を起こしてしまう人間の愚かさ
はどこから来るのでしょうか…。

全ては、歴史上の事実と向き合い、8/6のBlogに多数アップされていた、皆様の平和へ
の思いが残された、本当の平和への唯一の道だと、自分はこの夏は考えました。