御巣鷹山

8/12は、御巣鷹山日航123便が墜落してから、今年でもう21年が経った。
 
21年前自分は小学2年生だった。

この21年間のうちに多くの安全神話が崩壊した。

食品、医療、経済などあらゆるもので不祥事が相次ぎ、安全神話の崩壊、多く信用が失われた。


そんな中、今日のニュースでも文明社会に慣れっこになっている私達に警鐘をならすニュースが
あった。

「首都圏で大停電。原因は送電線にクレーンを搭載した貨船が接触

ほとんどの世帯で停電。ゆりかもめは止まり、信号機も消えた。エレベーターも緊急停止。

当然エアコンも止まった。

医療機関や公共機関では自家発電や予備電源で対応したという。また、お盆休暇でオフィス等に

人がいなかったから、被害は少なくすんだそうだ。

これが本当なら不幸中の幸いかも知れない。

仮に大停電が夜だった場合、真っ暗になり不安が助長される。

誰かが大げさな話をしてしまい、それが背びれ・尾びれがついてどんどん話が大きくなって

「某国が発電所に爆弾を打ち込んだ」などという話になったら、大パニックだ。

電気がないとインターネットも使えず、テレビも映らない。携帯電話もつながりにくくなる。

私達は情報を得る端末の多くを電気の力に頼っている。

たとえ電気が来なくても、正確な情報を得ることの出来る、コミュニティ・人間関係が作る必要が

あるのかも知れない。

今回の事から学んだことは、

デジタルとアナログのバランスをとること。そして、人を信用できる社会を望んだ。


今、自分は北関東に住んでいます。
今一度、安全とは何かを自分自身考えるため、近いうちに御巣鷹の尾根に慰霊に
お伺いさせていただきたいと思っています。