あるコンサルタントとのセッション

 
 東北以南を股にかけるコンサルタント(獣医師)とのセッションがある農場でありました。
 
 さすがに獣医さんだから言う事立派だけど、現場の向く方向と進める方向が合わなかった…
 
 まずは、飼料計算については、
 
 CPM-DairyかAMTSでやるようにとのこと。
 
 自分が「申し訳ないが、分析がついて行かない」と話しても、計算がすべてという話。
 
 そして問題の農場で使っている、自給飼料をやめるような話ばかり。
 
 そりゃ、購入乾草のほうが安定はしているが、問題の農場は、機械投資や土地確保もしたばかり。
 
 使わないという事は、どんなに牛が安定しても経営的はかなりきつくなるだろう。
 
 特にドルベースアップ、円安、フレートアップの状況下で輸入飼料に頼った場合、どうなるかは、
 
 少し考えればわかるだろう。
 
 このコンサルに対しては、農場からは、コンサルタント料が支払われており、小生は無料。
 
 農場には、どちらの意見を採用するかは、お任せすることにして、席を立ちました。
 
 せっかく、上向いてきたところだったけど、あとはどうなってもいいかなぁ~という感じです。
 
 やはり、獣医師という国家資格はデカいね!