某県トップ3に入りました③

 
 先日の続きです。
 
 自分が実践している診断及び解析、そして提案方法ですが、ジャパンスタイルの方式なんです。
 
 現在この業界の主流は、アメリカ型の飼料設計andコンサルティング
 
 野球とベースボール以上に違うんだけど、そこに気付いていないと自分は思うわけで。
 
 small baseballと言われるかもしれないけど、多くの人が行う飼料設計は、
 
「足りないものを何か足す」というアメリカ方式。アミノ酸が~、ミネラルが~確かに足りないと
 
足せばいいよね。だけどさ、投資対効果はどうなのか?そして、最も盲点になっているのが、
 
無駄を省くということを忘れて、対処療法になりがちなところ。
 
そういう中、自分としては、いかにオーバーフローしているものを削れるか?何を減らし、
 
何を足すのか?果たしてそのコストは?削ってはいけない根本はどこか?そこを中心に見ています。
 
日本では、輸入に頼らざるを得ません。
 
しかし、自給飼料もあるんです。ただし、自給飼料はかなり成分のぶれが生じます。品種間差も
 
大きいし、Amtsなどの一般値は全く通用しません。分析を行い、データをとることをやらなければ
 
なりません。そこで得られた数値を最大限利用することですAmtsにしても以前のCPMにしても
 
必要な数値を日本ですべて分析するのは、非常に困難と、いうことを理解していない指導者が
 
多すぎてびっくりします。
 
結果は、現場で観察すれば、わかります。最低でもどっちに向いているのか?ぐらいは…。
 
ちなみにこのコンサル先、現在の飼料コストは、1,300円/頭/日です。自給飼料生産費込(償却・人件費含む)です。
 
来月からエサが上がるのでちょっとコストアップしますが、それでも全国的に見て安いほうでしょう。